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ベットの上で寝ていた古手梨花は口に何かが重なった感触を覚えた。
梨花はゆっくりと目を開けるとそこには梨花の唇に重ねた鷹野三四の姿があった。ネクリジェを来て四つん這いしながら下に寝ている梨花に鷹野は笑みを浮かべて、
おはよう、梨花ちゃん。
鷹野はそういった。
梨花はおはようと挨拶を交わす。

「それにしても鷹野はなんのつもり。朝早くから私に口づけをするなんて」
「あら。梨花ちゃんったら朝早くだなんて。それをいったら昨日の夜あんなに私を求めていた貴女はどうなの?」
「お生憎様。昨日は昨日、今日は今日なの。一緒にしないでくださるかしら」
「しゅん。梨花ちゃんにまた怒られた~」

鷹野三四は頬を赤らませて憂いな表情を浮かべた。
それを見て梨花は少しの間頭を掻きながら鷹野の表情を眺め、はぁと溜息をついた。
そして梨花は両手で鷹野の顔を近づけてゆっくりと鷹野に唇を重ね合わせた。舌を動かせながら数秒間。
梨花はゆっくりと鷹野の唇から離れる。

「これで満足?」
「…………ええ」

鷹野は悲しい顔から一瞬にして笑みを浮かべた。
それを見て梨花も思わず笑みを浮かべた。

「ねえ鷹野。いい加減上をどけてれない? 起きあがれないないんだけど」
「あ、ごめんなさい。梨花ちゃん」
「まあ貴女が朝から私を求めるのなら話は別だけどね」
「……梨花ちゃんのえっち」
「そんなにしょげないで……あと明けましておめでとう、鷹野」
「うん。明けましておめでとう、梨花ちゃん」

そうして二人はゆっくりとベットから離れた。

それはまだ一月の話




雪が積もり未だ冬を抜けない雛見沢。
鷹野と梨花はお互いにバレンタインチョコを渡した。

「あらら。梨花ちゃん。前原くんとかにチョコを渡さなくてもいいの?」
「それを言うのなら鷹野だって入江や富竹に渡せばいいのに」
「うふふ。二人は義理チョコで十分よ。私には梨花ちゃんがいるんですもの」
「それは私も同じよ、鷹野」

そうして二人は渡したチョコを食べ、ベットで横になりお互いを求め合う。

それはまだ二月の話




雪が溶け始め、すこしつづ春の兆しが見えてくる雛見沢。
この日鷹野と梨花はピクニックに出かけた。

「みー。それにしても鷹野ってどうしてこうオカルトマニアなのかしら」
「あら。オカルトなんて失礼ね。これも立派な考古学の一種よ。梨花ちゃんにもスクラップ帳を渡したでしょう?」
「それならいっそのこと小説にしてどこかの小説大賞に送ればいいのに。鷹野の文字ならたぶんどこかの出版社が食いつくと思うけど」
「うふふ。嬉しいことを言うじゃない梨花ちゃん。後でまた熱くなりましょう♪ でも私は反対ね。だって梨花ちゃんと一緒にいられる時間が少なくなるなんて嫌ですもの」

梨花は思わず顔を赤らめた。

それはまだ三月の話




桜が満開の雛見沢。
鷹野と梨花は仲間の花見をしているところから少し離れた場所で二人きりになっていた。

「ねえ梨花ちゃん。桜って人の血を吸っているって聞いたことあるでしょ?」
「ええ。そういう話があるわね」
「じゃあ私達もそんな関係なのかしら」
「み? それはどういう意味なのですか?」

そうした途端鷹野は梨花に口づけをした。
しばらくして唇から離れた後梨花が言った。

「……そうね。血をすうのはともかく鷹野にはそれぐらい激しいのがいいのね」
「………………えへへ」

それはまだ四月の話




草木は緑かかり夏の暑さが徐々に出てきた雛見沢。
梨花は鷹野に薔薇を渡した。
それを見て鷹野はぷーと頬を膨らませながらすねた。

「私梨花ちゃんのお母さんじゃないもん!」
「鷹野、そんなにボクからの薔薇はいやなのですか?」
「嫌じゃないけど梨花ちゃん、私のことお母さんと勘違いしているんじゃ」
「くすくすくす。そんなわけないじゃない。薔薇の花言葉は情熱よ、確かね。つまりはそういう意味」
「…………もうー梨花ちゃんはいつもこうなんだから」

鷹野はまだ拗ねた表情をしていたが梨花からの薔薇をもらった。
それを見て梨花も安堵した表情を浮かべた。

それはまだ五月の話。




綿流しの季節がきた雛見沢。
夜、梨花は満月を眺めていた。その時後ろから気配がした。

「鷹野、どうかしたの?」
「ん。どうも月夜を見ると嫌なことを思い出してね」
「鷹野が私のことを殺す夢?」
「……なんでもお見通しなのね、梨花ちゃん」

鷹野は後ろから梨花を抱きついた。
鷹野のからだは震えていた。
梨花は両手で鷹野の両手を添える。
しばらくして鷹野から震えがとまった。

それはまだ六月の話




梅雨明けをし、快晴な天気が続く雛見沢。
アサガオは見事開花し、鷹野は着物を着ながらアサガオを見ていた。一方梨花は宿題のアサガオの観察日記をつけていた。

「あーもー。なんでアサガオの観察なんてしなくちゃいけないのかしら」
「くすくすくす。梨花ちゃんったら飽きっぽいのね」
「それはおあいにく様。私は鷹野の観察日記なら何年やってもいいわよ」
「うふふ。じゃあこの後私の観察日記、する?」

そうして梨花は鷹野に抱きついた。

それはまだ七月の話。




夏本番の雛見沢。
梨花と鷹野は他の仲間と一緒に海に海水浴にきていた。

「みー。鷹野ってなんていやらしい体をしているのかしら」
「や、やだ。梨花ちゃんそんなにみないでよ。それに見飽きているんじゃないの?」
「冗談。飽きなんてしないわよ。でも……やっぱり許せないわね」
「きゃ、梨花ちゃん。水鉄砲を私にむけないでー! つめたっ」
「ふん。いい気味ね。あーこれですっきりした」
「見てなさいよ。夜は私が攻めてやるんだから」
「ふん、せいぜい楽しみにしているわ」

二人は心の底から笑っていた。
それはまだ八月の話




夏の暑さは通り過ぎ秋の訪れが来る雛見沢。
梨花と鷹野は古手神社裏手の花壇にいた。
梨花は鷹野のことを倒し四つん這いになる。

「きゃっ、こんなところでするの? 梨花ちゃんのえっち」
「場所なんて関係ないわよ。それとも鷹野は場所を選ぶ余裕があるってことは私への愛ってその程度のものだったのかしら」
「……そんなんじゃないけど」
「ならいいじゃない。さあ」
「あっ」

そうして梨花は四つん這いをゆっくりと崩し、鷹野の体と重なった。

それはまだ九月の話




秋本番の雛見沢。
その日鷹野と梨花は雛見沢分校の体育祭に出ていた。

「鷹野、二人三脚一等よ」
「うふふ。少しでも梨花ちゃんに貢献できていればよかったんだけど」
「ええ。もう十分貢献したわ。これは私からのお礼よ」

そうして梨花は鷹野の頬にキスをした。

「梨花ちゃん……」
「うふふ。もっともっと私に貢献できれば今日の夜、ご褒美をするからね」
「それはがんばらなくちゃね」

二人は頬を赤らめながら次の競技が何かを仲良く確認した。

それはまだ十月の話




落ち葉が増え始め冬の到来がまた始まる雛見沢。

「きゃ。梨花ちゃん、落ち着いて」
「うふふふ」
「もう、そんなに攻めないでったら」
「たまにはこういう趣向を凝らしてもいいでしょ」
「いや! 梨花ちゃん、私、こういうのは好きじゃないの……」
「本当に? 体は正直よ」
「……ぁ。ゃ」

それはまだ十一月の話




雪が降り始め一面白銀の世界に染まった雛見沢。
鷹野はカレンダーを眺めていた。

「ん。どうかしたの、鷹野? 急にカレンダーなんか眺めて」
「梨花ちゃん……なんだか一年ってあっという間だったなぁって」
「そうね。なんだかんだ言って月日が経つのは早いわね」
「なんだら梨花ちゃん、今年ずっと私のことを求めていた気がするな」
「み。それを言ったら鷹野だってそうじゃないですか」
「来年もいいとしだといいわね、梨花ちゃん」
「ええ。そうなることを切に祈るわ」

二人は同時に笑みを零した。

それはまだ十二月の話




そうしてまた年が明ける。
月日はまた繰り返す。


ひぐらしのなく頃に。


                                   おわり

2008/01/06 21:42 | 3600COMMENT(2)TRACKBACK(0)  

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No:135 2008/01/09 22:07 | # [ 編集 ]

No title

こんばんは。梨花鷹SS有り難うございます~~!!ああっもうニヤニヤが止まりません!変態です。(笑)カレンダーSS、ほぼ一年間エロいことしかしていない二人に吹きました。なんという快楽主義者w最高です!
ウチのブログでも紹介させてもらいます。ご迷惑でしたら削除しますので言って下さい。
ほんとにこんな素晴らしい贈り物をして下さって、カレンダー企画して良かったです~。有難うございました。

No:134 2008/01/07 19:49 | gigi #C2u3Dwrk URL編集 ]

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