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I MY

いくいです。
時間が出来たのでアニメ版とらドラ! を全話一気見しちゃいましたw(ぉ
ということで追記で全部みた感想です。
まぁ感想という割にはいいこともわることも色々と言っちゃうので「ぼく(わたし)のとらドラ!のことを悪くいうな!」と思われる方はスルーしてくだされば幸いです。ネタバレ全開でいきます。

あ、それとオリジナルの一次創作SS「死刑くらぶ」を読んでくださりありがとうございます^^
なにやら好評なようで(というか伏線全然回収してないので続編マダー? の声が多いですが)なによりです。
続きの方は当初全然考えてなかったのですが機会があればひょっこりまた続編を書くかもしれませんのでよろしくお願いします^^; まぁその前に色々と書かなきゃいけないのもあるのですけどね(汗)



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さてなぜ『とらドラ!』を全話みたくなったかというと……んー単に見てなかったから時間もあったしそういえば見てなかったなーと(ぉ
そもそも『とらドラ!』と同時期にやっていた『喰霊零』を全話見たのでそれで満足しちゃって見なくなったというのもありますね。まぁ今そのポジションにあるのが『バスカッシュ!』と『咲』だったりするのですが(汗)
ただリアルタイムで見たくなった、というのも無意識の中にあったのかもしれません。なんでだかよくわかりませんが。

さて感想ですが……総括して言えばちゃんとアニメしていた、でしょうかね。
大雑把し過ぎて判りにくいですね^^;
厳密にいえば逃げることなく茶化すことなく最後まで創り上げたラブコメアニメといいましょうか。最近この手の話は中途半端に蔑ろにしたり、間延びした話が多いですが(大体そういう場合は原作が終了していないから、というような大人の事情も絡んでいますが)今回は原作と同時に終了という天野こずえさんの『ARIA』という作品と同様の方式でいたため(原作とメディアミックスが同時に終了する)中途半端さは払拭されてました。
また終盤駆け足気味でしたがこの作品を終わらせるんだ! という熱い意気込みというのは見ていただけでも伝わってきました。
 
私自身『とらドラ!』の原作は2巻までしか持っていません。
まぁアニメを見て9,10巻のみを衝動購入しましたがw(ぉ
だからこんな結末になるとは思っていませんでしたし、少し忘れていた部分もありました。

そんなことがあって今回『とらドラ!』アニメ版を見て、思ったことが二つ。
それは、

男(大人)のいない物語。
自己憐憫の物語。

です。
男(大人)のいない物語とはある意味この『とらドラ!』という物語の箱庭世界を象徴しているものではないかと思います。
『とらドラ!』においては男の扱いが酷く蔑ろにされています。少なくともアニメ版しかまだ見てないので(9,10巻はまだ読書中)なんともいえませんがそれを顕著しているのは13話『大橋高校文化祭【後編】』のミスター副男というような徒競走での主人公高須竜児以外の男性陣の欲望の塊の描写であったり、終盤竜児がヒロイン逢坂大河に向かって言うみんながいる世界というのが父親不在の世界であったりと意図的なのかそれとも無自覚なのかしりませんがこれ以上ないほど男という存在を蔑ろにしています。
それは竜児の父親にしても、大河の父親にしても無責任なものであり、結局それに振り回される女性群という見方もできます。
竜児やその友人である北村 祐作(丸尾)も最終的には男というより男の子という界隈で留まっている印象がぬぐえませんでした。
それは作者である竹宮ゆゆこさんが女性であったゆえでもあるのかもしれませんが。
つまり女性の心理描写は同姓ゆえすさまじく深いのにそれ以外の描写はどこか希薄であったりします。

それとこの作品が子供だらけの世界というのは25話『とらドラ!』で竜児と大河が言っています。もっとも25話はオリジナルでもあるのでこれはアニメ版スタッフの意志が現れているんじゃないのかなと思いますが。
つまりアニメ版だとここで子供だらけの箱庭世界というのに気がつくんですよね。だからこそ、その後の大河の旅立ちも隠喩的に考えれば納得がいきます。

次に自己憐憫の物語についてですが、この作品は原作1巻をずっと螺旋状に拡大している感がありました。つまり、受けいられない私(俺)、理解されない(世界)、二人一緒なら大丈夫の(雰囲気)というのうな感じでしょうか。
長編ものの場合は大概1巻とかに集約しているのが通説ですが、それは『とらドラ!』とて例外じゃなかったと思います。
つまり自己憐憫とは、不幸ねだり、可愛そうねだりのことであり、大河や竜児、丸尾であったりはもちろんですがヒロインの櫛枝 実乃梨であったり川嶋 亜美であったり狩野 すみれも例外じゃありませんでしたし、それは竜児の母親でもある高須 泰子や独身教師の恋ヶ窪 ゆりでさえも言えるんじゃないかと思います。
語弊を恐れずに言うのであれば中二病、高二病の部類に入るんじゃないのかと思います。

あとこのアニメ中盤から終盤の大河と竜児がくっつくまで非常にドロドロとしていて、楽しいはずのクリスマスパーティーであっても、それから先の修学旅行であっても楽しさの微塵もなかったりして、非常にギスギスしていますね。まぁそれを拡大したものが『エヴァ』の世界構成だったりもするのですが。

だからこそ見ていて痛いですし、辛いです。
でもそれはこの『とらドラ!』という物語は大人のいない物語であると同時に自己憐憫の物語なため。
この痛さというのはある種モラトリアムの特徴でもあり、竜児と大河にしても結ばて数年後その恋愛がが成就されるというよりかは現在進行形で続いていくといった方がいいのかもしれません。
だからこそこの『とらドラ!』の世界の大人はどこか子供さが全面に残っていたりします。
それこそが、つまり大人不在の世界だったりします。

もちろんそれが悪いとは思っていませんしそれはあくまで『とらドラ!』の世界でありますから。
んー簡単に言うと第19話で大河が言っていたサンタクロースはいないと知りつつもいて欲しいと思う全能感の世界、それがこの『とらドラ!』の世界の縮図じゃないのかなと思います。
それは竜児達男性陣も、大河達女性陣も 泰子達大人陣においても素直になれないという点でおいては共通しているのじゃないのかと思います。

そういう意味では川嶋 亜美はこの世界の中では唯一の大人だったのかもしれません。だから唯一の俯瞰キャラだったこそ損な役回りばかりになっちゃった感はあります。まぁ私自身はこういうキャラの方が大好きなんですけどねw(ぉ 
では大河と竜児に関してはどう思うかというとなんともいえません。
大人でもなければ子供のままで次への一歩を踏み出したといった感じでしょうか。
ある意味大人不在という話を象徴するカップルでもありましたし。ただアニメ版の大河は作画のクオリティもあってか凄く可愛く見えましたけど。
実乃梨の声の堀江由衣さんのブチキレシーンは吃驚しましたね。これがあって『夏のあらし!』の可奈子に繋がるんだなぁとちょっと思ったりしましたw(ぇ

まぁ相変わらず感想なのか批評なのかよくわからない感じになってましたが(汗) ただ私自身どんなアニメや作品に穴があって当然ですし、その穴をマンセーとしておくかそれもそれらを受け入れるかの二択がありますが、まぁ私は間違いなく後者ですね。
『とらドラ!』を見て楽しかったことは確かでしたから。
あとか竹宮ゆゆこさんが次に書く作品が大人不在の話かそれともそこから脱却するような話にするのか興味があります。

それとこれはあくまで私が見た『とらドラ!』であり、他の人に合わすつもりもなければ合わしたくもなんてありません。だって感想というのは十把一絡げ。人それぞれですからね。


長くなりましたが、とらドラ! よかったですw
あ、それと『とらドラ!』を見て避け嗜み編の『由々しき~』をなぜか連想しちゃったのはここだけの秘密です(ぉ

ではー

2009/07/16 13:17 | とらドラ!COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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