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連続日記幻想  序 ーすべては想像から始まったー


2007年12月31日。
寒気が一番と厳しいこの季節にコミックマーケット73に参加するためikuiは午前5時に起床した。

「皆さんよいお年を!! 今年もお世話になりましたなのです!!」
「あぅあぅあぅ!! 梨花新年初めに一体何をいいやがっているのですか!!」
「羽入!!ちゃんと地の文を見なさいよ!! 2007年12月31日よ! ということはつまり読んでいる人が2008年だろうが2009年だろうが20015年だろうがこの文章の中では2007年12月31日のままなのよ!! そこを判っていての発言なの!!」
「あぅ……梨花があながち正論を言っているのですよ」
「あながちじゃないわ!! ありがちよ!!」
「あぅあぅあぅあぅあぅ!! ありがちな正論だなんて僕いやなのですよ!!」
「だったら『あけましておめでとうございます!』の後に『今年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします!』ってつけるのよ。いい?」
「あぅ……皆さん。あけましておめでとうございますなのです!! 今年も一生懸命頑張りますのでよろしくお願いしますなのです、あぅあぅ☆ そして今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いしますなのです、あぅあぅ☆ ……ってやっぱり日本語おかしいのですよ!!」
「おかしくなんてないもん!! むしろ正しい日本語だもん!! これで2chで正しい日本語スレが生まれるのは必然ね!!」
「そんなスレ、即叩かれるに決まっているのですよ!!」
「だったらニコニコでもうpする?」
「なにをうpするのか僕にはぜんぜん判らないのですよ!!」
「ははーん。そうやってうp主を焦らす作戦ね!! 策士の鬼よ、羽入!!」
「誰が策士の鬼ですか!! そうやって話をそらすのはやめるのですよ!! だいたい何を話しているのか梨花すらわかんなくなってきたのではないのですか!?」
「どうしてそれが判ったのよ!!」
「驚くななのですよ!! っていうか否定しろよなのですよ!!」
「いや、否定したら負けかな、って」
「誰と競っていやがるのですか!! だいたい本編の梨花はここまでぼけぼけではないのですよ!!」
「ふふん。前に言ったじゃない。本編の古手梨花は私の古手梨花。私の古手梨花は私の古手梨花よ!!」
「確かに言いましたけどそれを力説するななのですよ!! また突っ込んじゃったのです!! おかげで僕は非公式の突っ込みキャラなのですよ、あぅあぅあぅあぅ!!」
「嘆かないで羽入。後で『全集なかないキミと嘆きの世界』を聞かせてあげるから」
「あぅ……って梨花に聞かせてもらえなくてもikui持っているから特に頼む必要ないのですよ!!」
「羽入。恐ろしい神とかいて恐ろしいこ!!」
「梨花の言っていることが何倍も恐ろしいのですよ!!」
「まぁいいわ。だいたい冒頭の会話だけでどれだけ文量なのか羽入判ってる!? もう少し本編の羽入を見習いなさい!!」
「うーうーうー!! 人のことをとやかく言う前に梨花自身を直して欲しいのですよ!!」

そうしてikuiは厚着の服装で家を午前6時頃家を出た。その時雪が降っていたりしていたのこと。この日は降ったり止んだりの繰り返しだった。
最寄りの駅から電車を乗って新潟駅に向かう最中。

「みー!! また鞄がしめっているのですよ!!」
「あぅあぅあぅ!! それって……って梨花このネタ前回の夏コミレポと流れが一緒なのですよ!!」
「一緒じゃないもん!! パクリだもん!!」
「余計タチが悪いのですよ!!」
「まぁまぁ羽入、昨日アニメイトで購入した『ひぐらしの泣く頃に~キャラクターケースブックvo.1 羽入(堀江由衣)×古手梨花(田村ゆかり)』の『なのです☆』をiPodで聞かせてあげるから」
「あぅ☆ 梨花はあざといですがそこがなんだかんだ言っていいところなのですよ。あぅ☆ このイントロなのですよ☆ ちょっと電波っぽい感じがあると評判ですが全然そんなことなくてむしろ紅白に出場していた昭和の歌謡曲に通用するようなこのポップスなのです☆ そして僕のキューティクルボイスが……ないのですよ!!」
「ええ、羽入が現在来ているのは『なのです☆ -羽入いないのですver.-』ですもの!!」
「なぜカラオケ版を入れたのですか!! これじゃあ聞けないのですよ!!」
「じゃあここで歌いなさいよ!!」
「お前と違って僕は常識のある神様なのですよ!! っていうかこんなことやっているから僕のことを突っ込みキャラとして錯覚している人が増えているのですよ!!」
「え? 公式は違う!?」
「なに、喧嘩売っているような発言をしているのですか! さっさと謝れなのですよ!!」
「紅組のドリルで天を衝けっ!!」
「なに、紅白でしょこたんがやった風の真似をしているのですか! というかこの次点で梨花は知りませんよね!」
「私は魔女だから時間を軽く跳躍できるのよ!!」
「うぜー魔女なのですよ!! そして上手く反論できないのですよ!!」

ともかくikuiは新潟駅に到着し、新幹線に乗り込み、二時間後無事ikuiは東京駅に降り立った。

「うん!! 寒いわね!!」
「開口一番、まともな感想なのですね!!」
「じゃあ、みんな死ね!?」
「なに物騒なことを言っているのですか!! 誰も死なないのですよ!!」
「同じことよ、羽入。コミケはね……戦争なのよ! そう、この日のためにどれだけの人が集まったと思っているの!! 日本全国からじゃなく世界から来ている人もいるのよ!! だから戦争に違いないのよ!!」
「あぅ……梨花、凄く正論せすけどこのレポは想像で実際に参加していないのですよ!!」
「にぱー☆ ばれてしまったのです☆ ごめんなさいなのです☆」
「うっせなのですよ!! というかその狸本編ぽいのですよ!!」
「え、本編って「鷹野よ!! 光になれー!!」と言ってゴルディオンハンマーをたたきつけるTVアニメ『勇者王ガオガイガーファイナル』のような展開じゃなかったけ?」
「あぅあぅあぅ!! 『勇者王ガオガイガーファイナル』を知らない人にはさっぱりな会話なのですよ!! あと今のうちに言っておきますけどその作品に梨花の声の人が参加している、と今のうちに言っておきますなのですよ!! さあこれで声優ネタは封印したなのですよ!! だから胸もつるぺたなのですよ!! 一部のマニアにか受け入れられないのですよ!!」
「さて、冬コミ会場行きのシャトルバスは……」
「スルーするななのですよ!! 突っ込んでくださいなのですよ!! 僕馬鹿みたいなのですよ!!」
「え……羽入。自分のこと馬鹿だって今更気づいたの?」
「哀れんだ顔をして僕の顔を見るななのですよ!!」
「まぁまぁ、そんなときはみっくみっくされるのが吉よ」
「あぅ。みっくみっくにされ……ないのですよ!! 一体梨花は何を言っているのですか!!」
「どうでもいいけど羽入。あんたの乗り突っ込みオルっちこと『ヴェロキア竜騎兵物語』のオルテーゼ女王みたいだわ。どことなくベトルーチェに似ているっていうか担当絵師、どちらかと言うと一緒だしまぁぶっちゃけオルっちぱくられた~な感じがするけど、いい加減彼女に謝罪しなさい!」
「あぅ、オルっちごめんなさいなのです!! ってなぜ謝るのですか!! それとここぞとばかり何を発言しているのですか!!」
「大人の事情よ!!」
「だったらお前こそオルっちに謝りやがれなのですよ!!」

 ともかくikuiは東京駅から東京ビックサイト直通のバスにたどり着いた。
 前回の夏コミレポの反省を生かして今回は迷うことなくバス停に到着したが。相変わらず凄い行列だった。
 しかし円滑なシャトルバスの運行によりほどなくしてikuiは乗ることができた。

「うん。正直このルートも飽きたわね。別のルートを開拓しないのかしら」
「それはikuiに対しての文句なのですか? でもikuiの交通上仕方ないのですよ」
「ん。それは判っているけど。私は絶対に諦めない」
「何を諦めないのかその拘りを教えて欲しいのですよ!!」
「というか、シャトルバスっていい思い出ないわよね」
「そこだけは実体験なのですよ!!」

 そんなこんなで30分弱でikuiは2回目となる東京ビックサイトに到着した。東ホール目当てなので誘導に促されるまま東ホール行きの行列に到着する。
 東ホール側の入り口で今回も長蛇の行列だった。
 ただ夏の時とは違いみんな厚着をしてぶるぶるしながら待っていた。

「うーん。相変わらず凄いわね。なんて長い列なのかしら。しかもみんなぶるぶるーんなんてね」
「あぅ☆ まるで瞬翁王子が登場してもおかしくないのですよ」
「羽入。いくら想像冬コミレポでもそんな都合よくできないわよ」
「あぅ☆ 言ってみただけなのですよ」

ikuiも列に参加する。すると隣の人が周りの人以上にぶるぶるしていた。


 ぶるぶるーん!


 ぶるぶるーん!!

ぶるぶるーん!!!!



 ikuiは気になって隣を見た。するとそこには……。

「ぷぷぷ、ぷるぷるーん!! 僕のぷるぷるーんは世界一なのSA☆!!」

 友人何人かと一緒に瞬翁さん(通称瞬翁王子。キャラ代理『ひぐらしのなく頃に』北条悟史)がいた。

「ぶっ!! 王子!! なんでいるのですか!!」
「……え、その声は。ikuiさん!! なんでこんなところに!! ホント奇遇ですね(キラキラーン)」

「それはこっちの台詞よ。なんでこんな時間に並んでいるのよ。王子ならもう少し早い時間から並ぶことができたでしょう!?」
「HAHAHA☆ それは聞くもぶるぶるーん、話すもぷるぷるーんなお話が有り余っているのSA☆(ブルブルーン)」

「うーん。想像だからって今回は初めからかなり飛ばしているはね……こんな超展開、誰が予想したのかしら」
「あぅあぅ。梨花!! 想像だからって普通に長いのですよ!!」

「ikuiさんもうみねこ狙いですか(ぶるぶるーん)」
「みぃそうなのです! 竜騎士さんやBTさんに直にあえるのですよ!!」
「いいな。僕も行きたいSA☆(ぶるぶるーん) 僕もあえるといいNA☆(ぶるぶるーん)」

 瞬翁王子はさらに震えが止まらなかった。それを見かねて思わずスタッフの方が王子に近寄って体調を聞かれる一コマがあったがなんとなやり過ごすことができた。
 また当然のことながらこのレポは想像であり、実際の瞬翁王子はこの時間帯でスタッフに体調を聞かれる一コマなんてないことをここで強く強調したい。そしてこの話はフィクションである。

 そうして約2時間後、拍手と共にコミックマーケット73は幕を開けた。
 連続日記幻想という名のパレードが。

 連続日記幻想 破ーそして想像は羽ばたいたー へ続く

2008/01/11 21:46 | 想像冬レポCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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